基礎施工は水平が大事

庭にガレージを作った頃の思い出話で製作記録を作りました。
庭の花壇の跡地に水盛り缶で水平出し。ガレージの基礎を施工しました。

基礎を施工

いよいよ実作業、まずは基礎作り。
元は花壇の候補地の植木や球根を引っ越し(これだけで半日作業)。激汗
4隅の柱予定位置の水準(高さ)を合わせなければいけません。
余裕をもって50cm角の広さで深さ15〜30cmの穴掘り。大汗
これで1日終わり。
次に4隅の穴の水平を合わせる為の水準出し
これが出来ないと出来上がったときに床が斜めになっちゃいます。
・・・・・要するにピサの斜塔
大昭和精機 レーザーマルチライン大昭和精機 レーザーマルチライン
一般家庭に水準器などあるわけも無く、透明ホースにペットボトルで作ったロウトを繋ぎ簡易水準計を製作。
これに水を入れてママと私で両端を持つと水面を見ることで柱予定地の水平具合が判ります。

「ぎゃー!上げすぎだよ。

 こぼれちまったじゃん!」


などと夫婦喧嘩の末4箇所の穴付近に同一水準の目印を付けました。

  何度水を汲みなおしたやら

この目印に道糸を繋いで4箇所の穴の周囲を囲い、まるでプロレスのリングのような風景が出来ました。
この道糸に従って製作すれば水平な建物が出来るんです。
掘った穴に砂利をいれて道糸から同じ深さになるように穴の深さを調整します。
さらに押し固めて砂利の上に基礎用のコンクリートの塊を置けば一段落。
2週間かかった記憶です。
力仕事は終わり、次からはいよいよ木工作業です。

                 2003年10月初旬の話

下に水盛り缶での水平の出し方を絵で説明してみます

基礎の位置決め

私がガレージを建てた時の例ですと四隅に基礎を打ちました。
土地なんて直角とは限らないのであえて下のような絵でいきます。

位置だし

まず基礎が必要な4隅の位置を出します。
私の場合は柱中心でで2.9mX2.9mの正方形。
これだけ大きいと直角定規じゃ分かりません。
4辺の長さに加え、対角線の長さが同じかを確認すれば正確です。
私の場合は対角線の確認を忘れたのでちょっぴりひし形気味でした(−−;
4隅が決まれば仮に杭でも打っておきましょう。

水盛り缶で水平出し作業

一見、平坦に見える土地でも傾いているものです。
水平な基礎を作るためには基準「水平出し」が必要です。

基礎の周囲4箇所に水平出しの為の目印(■赤四角印)を用意します。

水平だし用杭

普通は杭ですが外構の柱やしっかりした植木でも代用可だと思います。
要するに簡単には動かないものがよいのです。

■赤四角印の杭4本に同一水準の目印をつけます。
作業がしやすい地面から30センチ程度の高さが良いでしょう。
1つの杭に地面から約30センチのところにマジックで目印をつけます。
この目印と同じ水面になる高さで他の杭にも目印をつけます。

これは透明ホースとペットボトルで簡易水準器を作ると割安です。
これを「水盛り缶」と呼ぶそうで一般的な水平(水準)出しに使う手法です。

水準
楽天で既製品を見つけました。一人でも作業がラクに出来ます電子水もり管!シンワ 電子水もり管A15mホース付76644
でも透明ホースでDIYに不慣れな家族との作業も楽しいもんです。
「うわっ!ママ高く持ちすぎだよ!濡れちゃったじゃん」
「じゃあ、どうすれば良いのよぉ。あららびっしょり」

・・・とかね(^^)

4本の杭の目印をで結ぶと水平の基準が出るんです。

水平出し糸

糸は水平出し用の蛍光色のものが格安で売っています。

水平出しと言えばものさしに水の気泡の埋め込んだタイプがあります。
私も愛用しているこんなやつ。スタンレー 305mm Iビーム型レベル [42-072J]
手軽なのですが広い面積の水平出しには精度が疑問。
2mを超える広さは水盛り缶が無難です。

基礎の施工

今後基礎の施工方法をここに書いていきますね。しばらくお待ちを・・・



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