ゼファー750をレストア

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中古で買った1999年式ゼファー750の錆を落としてレストアしていきます。

錆び落とし編

ステム(トップブリッジ)

ステム

手に入れたときには白錆びが這っていました。
跨った時、最も目につくトップブリッジの錆は許せません。
剥離剤が周りに付着すると塗装を侵すので養生シートで保護。
クリア層を剥離剤で剥がした後、耐水ペーパー#400~1500で磨き最後にピカールで磨きました。
保護にはアルミホイール用のガラスコート剤を塗布していて、今のところ保護できています。

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フロントフォークアウター

フロントフォーク

ステム同様、アルミ特有の白錆が目についていました。
作業はステムと同様です。
仕上げに青棒+ハンドグラインダーバフ掛け。
青棒の威力は絶大で、顔が映るほどピカピカに仕上がりました。ワコーズのメタルコンパウンドも良いようです。
保護にはステム同様ガラスコートを塗布しています。

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クランクケースカバー

ケースカバー

クランクケースの左右に出っ張るジェネレータカバーは転倒?によるガリ傷が入っていました。
ハンドグラインダー+ペーパーでおおよその傷を落とします。
徐々にペーパーの番手を#1500まで上げていき、ピカールで磨いた後青棒でバフ掛けしました。
その後、ワコーズのメタルコンパウンドを試してみましたが、青棒に近い仕上がりになります。
ハンドグラインダーの使えない部分にはメタルコンパウンドがお勧めです。
熱が加わる部分なので磨いた後には耐熱ワックスをかけています。
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メッキ編

亜鉛メッキにチャレンジ

亜鉛メッキ

亜鉛メッキがDIYで出来るのを知り試してみました。
サンポール(酸性)水溶液に部品をドブ漬けします。
直流3~5Vのプラス端子を亜鉛へ、マイナス端子をメッキしたい部品へ接続します。

今回はシフトチェンジロッドとブレーキホースガイドが錆びていたのでそれで試してみました。
水溶液に泡が立ち始め部品が銀色になったら終了です。

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シフトロッドビフォー

メッキ処理する前のシフトチェンジロットです。
所々錆びてしまっています。
錆を落としただけではまた錆びてしまうのでメッキすることにしました。

シルバー塗装でも良かったのですがそれでは艶が出ませんからね。






シフトロッドアフター

メッキ処理が終わった直後は艶消しな銀色(灰色?)でした。
メッキのノリ具合が均一ではなく表面がザラザラしています。
ペーパーで表面を整え、ピカールで磨くと輝きが出てきましたよ。
ネジ部分はメッキが乗りすぎるとナットが入らなくなるのでマスキングしたほうが良いかも。




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